专利摘要:

公开号:WO1990006455A1
申请号:PCT/JP1989/001200
申请日:1989-11-29
公开日:1990-06-14
发明作者:Rentaro Kato;Takashi Yoshida
申请人:Tokai Rubber Industries, Ltd.;
IPC主号:F16F13-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 発明の名称
[0003] 流体封入式筒型マウン ト装置
[0004] 技術分野
[0005] 本発明は、 内部に封入された流体の流動に基づいて 所定の防振効果を得るようにした流体封入式筒型マウ ン ト装置に係り、 特にかかる流体の流動に基づく防振 効果の向上が、 簡単な構造をもって有利に図られ得る 流体封入式筒型マウン ト装置に関するものである。 背景技術
[0006] 従来から、 振動伝達系を構成する部材間に介装され て、 それらを防振連結するマウン ト装置の一種として、 径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具と外筒金 具とを、 それらの間に介装されたゴム弾性体にて一体 的に連結せしめてなる構造を有し、 主として所定柽方 向に入力される振動を減衰乃至は遮断するようにした、 所謂筒型マウ ン ト装置が知られている。 例えば、 自動 車のサスペンショ ンブッ シュや筒型エンジンマウ ン ト 等がそれである。
[0007] また、 近年では、 特公昭 4 8 - 3 6 1 5 1号公報や 特公昭 5 2 — 1 6 5 5 4号公報等に示されているよう に、 かかる筒型マウン ト装置における内筒金具と外筒 金具との簡に、 オリ フィ ス通路を通じて互いに連通せ しめられた複数の流体室を、 該内筒金具を挟んだ振動 入力方向両側に形成せしめて、 それら内外筒金具間へ の振勖入力時に、 かかるォリフィス通路を通じて、 流 体室間での流体の流動が生ぜしめられるようにした構 造の、 所謂流体封入式筒型マウン ト装置が提案され、 オリ フィス通路内を流動せしめられる流体の共振作用 に基づいて、 ゴム弾性体のみでは得られない、 優れた 防振効果が得られることから、 好通に用いられるよう になってきている。
[0008] ところで、 このような流体封入式の筒型マウン ト装 置においては、 良く知られているように、 オリ フィス 通路内を淀動せしめられる流体の共振作用による防振 効果が発揮され得る周波数が、 該オリフ ィ ス通路の流 通断面積 ( a ) とその長さ (: β ) との比: ( a / £ ) によってチューニングされることとなり、 また、 かか る流体の共振作用による防振効果は、 該ォ フ ィ ス通 5 路の流通断面積 ( a ) が大きい程、 より有効に発揮さ れ得ることとなるが、 前記公報に開示されている如き 構造のマウン ト装置にあっては、 オリ フ ィ ス通路が、 流体室簡に跨ってゴム弾性体内を貧通して直線犹に延 びる形態にて形成されていたために、 その流路長さが 0 短く、 それ故特に低周波数域へのチューニングに際し て、 流通断面種を大き く設定できないために、 かかる オリフィス通路による防振効果が充分に得られないと いつた問題を有していたのである。
[0009] そこで、 特藺昭 6 1 — 2 7 0 5 3 3号公報等におい 5 ては、 外筒金具の内周面に、 全体として筒形状を呈す るオリ フィ ス金具を配して、 該オリ.フィ ス金具と外筒 金具との間において、 周,方向に延びるオリ フィ ス通路 を形成することにより、 マウン ト周方向一周以上の長 さを有するオリ フィ ス通路の形成を可能とし、 以てそ の低周波数域へのチューニングに際しても、 流通断面 積を有利に確保し得るようにした構造のものが提案さ れている,
[0010] しかしながら、 このような構造のマウン ト装置にあ つては、 オリ フィ ス金具を別体にて形成し、 外筒金具 の組付けに際して、 ゴム弾性体との藺に組み付ける必 要があり、 また、 かかるオリ フィス金具の組付作業は、 通常、 流体室内への流体封入のために、 流体中にて行 なうことが必要となるのであり、 それ故、 構造および 製作が複雜となって、 製作コス トも上昇するといった 不具合を有していたのである。
[0011] 発明の開示
[0012] ここにおいて、 本発明は、 上述の如き事情を背景と して為されたものであって、 その解決すべき課題とす るところは、 オリ フィ ス通路の流路長さが、 特別な部 材の增加を伴うことな く 、 簡単な構造にて有利に確保 され得ることにより、 その内部を流動せしめられる流 体の共振作用に基づいて、 優れた防振効果が有利に発 揮され得るオリ フィス機構を備えた流体封入式筒型マ ゥ ン ト装置を提供することにある,
[0013] そして、 かかる課題を解決するために、 本発明にあ つては、 ( a ) 内筒金具と、 ( b ) 該内筒金具の外側 に同心的に若しく は偏心して配された、 複数個の窓部 を有する中簡スリーブと、 ( c ) 該中簡ス リーブの^ 周面に外揷されて装着せしめられた外筒金具と、 ( d ) 前記内筒金具と前記中閩スリーブとの間に介装され て、 それらを一体的に連結する、 該内筒金具を挟んで 対向する径方向两側に、 それぞれ前記中間スリーブに 設けられた窓部を通じて外周面に開口するボケッ ト部 を備えたゴム弾性体と、 ( e ) 前記中閩スリ一ブの外 周面上に所定厚さで一体的に設けられた、 該中間スリ ーブの前記窓部藺に亘つて蛇行して延びる凹搆を有し、 外周面において前記外筒金具の内面に対して圧着せし められるシールゴムと、 ( f ) 前記ゴム弾性体のボケ ッ ト部が、 その開口する前記中簡スリーブの窓部にお いて、 前記^筒金具にて流体密に閉塞される'ことによ つて形成された、 前記内外筒金具間への振動入力時に 相対的な内圧変動が生ぜしめられる、 所定の非圧縮性 流体が封入されてなる複数の流体室と、 ( g ) 前記シ ールゴムにおける四溝の開口が、 前記外筒金具にて流 体密に閉塞されることによって彤成された、 前記複数 の流体室を互いに違通し、 それらの流体室簡における 封入流体の流動を許容するオリフィ ス通路とを、 有す る淀体封入式筒型マウ ン ト装置を、 その要旨とするも のである。
[0014] すなわち、 このような本発明に徒う構造とされた流 体封入式筒型マウン ト装置にあっては、 従来から封入 流体のシール性を確保するために採用されていた、 中 閟スリ一ブと外筒金具との嵌着面間に介装せしめられ るシールゴムに対して、 囬溝を設けることにより、 該 シールゴムにてオリ フィ スが形成されることから、 ォ リ ライス形成のために特別な部材が必要とされるよう なことがなく、 且つ該シールゴムの成形時に、 かかる 凹溝の形態を任意に設定することができることから、 蛇行した形態の長い流路長さを有するオリ フィ ス通路 が、 容易に形成され得るのである。
[0015] そして、 かかる本発明に従えば、 オリ フィス通路の 流路長さが有利に確保され得ることから、 低周波数域 へのチューニングに際しても、 その流路靳面積を充分 に大き く設定することができるのであり、 それによつ て優れた防振特性をもった流体封入式の筒型マウン ト 装置が、 安価に且つ良好なる製作性をもって提供され 得ることとなるのである,
[0016] ところで、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置 における、 その有利な具体例においては、 前記シール ゴムが、 前記ゴム弾性体が前記中間スリーブの外周面 にまで回されることによって、 該ゴム弾性体と一体的 に形成されている。
[0017] また、 上述の如き流体封入式筒型マウ ン ト装置にお ける、 別の有利な具体例にあっては、 前記シールゴム が、 前記ゴム弾性体とは、 別体にて形成されている。 さらに、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置に おける、 その有利な具体例にあっては、 前記シールゴ ムが、 1. 5顧以上の肉厚をもって、 形成されている。 また、 上述の如き流体封入式筒型マウ ン ト装置にお ける、 別の有利な具体例においては、 前記シールゴム に設けられた凹溝が、 前記中閟スリーブの前記窓部間 を周方向に瑢 1. 5往復する蛇行形態をもって形成され ている。
[0018] 更にまた、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置 における、 別の有利な具体例にあっては、 前記シール ゴムに設けられた凹溝内において、 その曲線部位の底 面から突出し、 該凹溝の幅方向中閬部分を流路長手方 向に延びる案内板が形成されている。
[0019] さらに、 上述の如き琉体封入式筒型マウン ト装置に おける、 別の有利な具体例にあっては、 前記複数の流 体室が、 前記内筒金具を挟んで柽方向雨倒に位置する —対の流体室にて搆成されていると共に、 それら各流 体室の両倒周方向間に跨って、 前記オリフィス通路が、 それぞれ^成されている。
[0020] また、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置にお ける、 別の有利な具体例にあっては、 前記複数 φ流体 室が、 前記内筒金具を挟んで径方向雨倒に位置し、 前 記内外筒金具簡に入力される振動が及ぼされることに より、 互いに正負が逆となる内圧変動が惹起される一 対の受圧室にて構成されている。 また、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装 gにお ける、 別の有利な具体例においては、 前記複数の流体 室が、 前記内筒金具を挟んで径方向両側に位置する、 前記内舛筒金具間に入力される振動が及ぼされて内圧 変動が惹起される受圧室と、 壁部の少なく とも一部が 可撩性膜にて形成せしめられて内圧変動が吸収される 平衡室とによって構成されている。
[0021] 更にまた、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置 における、 別の有利な具体例にあっては、 前記複数の 流体室が、 前記内筒金具を挟んで柽方向両側に位置す る、 前記内外筒金具藺に入力される振動が及ぼされて 内圧変動が惹起される一つの受圧室と、 壁部の少なく とも一部が可撓性膜にて形成せしめられて内圧変動が 吸収される二つ以上の平衡室とによって構成されると 共に、 それら平衡室と受圧室との簡に跨って、 それぞ れ、 前記オリ フ ィ ス通路が形成されている。
[0022] さらに、 上述の如き流体封入式筒型マウ ン ト装置に おける、 別の有利な具体例にあっては、 前記複数の流 体室のうち、 前記内外筒金具間に入力される振動が及 ぼされて内圧変動が惹起せしめられるように構成され た流体室の周壁部を構成する前記ゴム弾性体内に、 該 流体室を囲むようにして、 環状の拘束部材が埋設、 配 Sせしめられている,
[0023] また、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置にお ける、 別の ^"利な具体例にあっては、 前記ゴム弾性体 における前記流体室が形成されていない部分において、 軸方向に貫通する空所が彤成されている。
[0024] 更にまた、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置 における、 別の有利な具体例にあっては、 前記内筒金 具倒に、 前記流体室が対向位置する径方向外方に向か つて突出し、 その突出端面において、 前記外筒金具に 対して所定鉅離を隔てて対向せしめられるス ト ツバ部 が形成されている。
[0025] また、 かかる流体封入式筒型マウン ト装置の具体例 において、 更に別の有利な具体例にあっては、 前記ス ト ツバ部が、 賂矩彤筒体形状を呈し、 前記内筒金具に 对して外挿されて取り付けられるス ト ツバ金具によつ て構成されている。
[0026] さらに、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置に 5 おける、 別の有利な具体例にあっては、 前記外筒金具 が、 防振連結されるべき一方の部材に対して取り付け られる取付部を一体的に有するブラケッ トとして構成 されている。
[0027] また、 上述の如き流体封入式倚型マウン ト装置にお 0 ける、 別の有利な具体例にあっては、 前記中間スリ一 ブおよび前記外筒金具が、 それぞれ、 円筒形拔にて形 成され、 互いに苘轆的に配されている。
[0028] 更にまた、 上述の如き流体封入式筒型マウン ト装置 における、 别の有利な具体例にあっては、 前記中間ス 5 リーブおよび前記外筒金具が、 それぞれ、 矩形筒彤状 にて形成され、 互いに同轴的に配されている。
[0029] 図面の簡単な説明
[0030] 第 1図は、 本発明に従う構造とされたエンジンマウ ン トの一具体例を示す横断面図である。 第 2図は、 第 1図における Π— ]!断面図である。 第 3図は、 第 1図 における DI— DI断面図である。 第 4図は、 第 1図に示 されているエンジンマウン トを構成する一体加硫成形 品を示す横断面図である。 第 5図は、 第 4図における V— V断面図である。 第 6図は、 第 4図における a矢 視図である。 第 7図は、 本発明の別の実施例としての エンジンマウ ン トを示す横断面図である。 第 8図は、 第 7図における VI— VDI断面铟である。 第 9図は、 第 7 図における K一 K断面図である。
[0031] 発明を実施するための最良の形態
[0032] 以下、 本発明を更に具体的に明らかにするために、 本発明の実旅例について、 図面を参照しつつ、 詳細に 説明することとする。
[0033] 先ず、 第 1図乃至第 3図には、 本発明を自動車用ェ ンジンマウ ン トに適用したものの一具体例が示されて いる。 かかる図において、 1 0 は、 内筒金具であって、 その外側には金厲スリーブ 1 2が所定距離偏心して配 されていると共に、 それらの閼に介装されたゴム弾性 体 1 4によって一体的に連結せしめられており、 更に かかる金属スリーブ 1 2の外周面には、 外筒金具 1 6 が外装されてなる構造とされている。 そして、 かかる エンジンマウン トにあっては、 内筒金具 1 0及び外筒 金具 1 6において、 車体側及びエンジンを舍むパワー ュニッ ト倒の各一方に取り付けられて、 該パウーュニ ッ トを車体に対して防振支持せしめるようになってい る。 なお、 本実施例におけるエンジンマウ ン トにあつ ては、 パワーュニツ トと車体との閭に装着された際、 該パワーュニッ トの重量が及ぼされることにより、 内 筒金具 1 0が、 金厲スリーブ 1 2および外筒金具 1 6 に対して略同心的に位置せしめられることとなると共 に、 かかる装着状態下、 内外筒金具 1 0、 1 6間に対 して、 主たる振動が、 第 1図中、 上下方商に入力され ることとなる。
[0034] より詳細には、 前記内筒金具 1 0は、 円筒形状をも つて形成されており、 且つその铀方向中央部の外周面
[0035] 5 上には、 賂矩形筒体形状のス ト ツバ金具 1 8が、 外揷 されて固着せしめられている。 そして、 かかる内筒金 具 1 0にあっては、 その内孔内に挿通固定される口ッ ト'等を介して、 車体倒若しく はパワーュュッ ト側に取 り付けられるようになっているのである。
[0036] 0 また、 かかる内筒金具 1 0の柽方向外方には、 薄肉 P5筒形状を呈する金属スリーブ 1 2が、 痊方向に所定 距難僞心して配されている。 そして、 第 4図及び第 5 図に示されているように、 これら内筒金具 1 0 と金属 スリーブ 1 2 との藺に、 ゴム弾性体 1 4が介装されて 5 おり、 該ゴム弹性体 1 4が、 内筒金具 1 0の外周面と 金属スリーブ 1 2の内周面とに、 それぞれ加硫接着さ れた一体加硫成形品 2 0 として形成されている。 なお、 このことから明らかなように、 本実施例では、 かかる 金厲スリーブ 1 2にて、 中間スリーブが構成されてい るのである。
[0037] 更にまた、 かかる一体加硫成形品 2 0においては、 ゴム弾性体 1 4が、 金厲スリーブ 1 2の外周面上にま で面されており、 それによつて該金属スリーブ 1 2の 外周面の略全面に亘つて、 所定厚さのシールゴム 2 2 が形成されている。 なお、 こ のシールゴム 2 2の厚さ としては、 特に限定されるものではないが、 後述の如 く、 該シールゴム 2 2に形成されるォリ フィ ス通路用 の凹溝 ( 3 8 ) に対し、 充分な流路断面積が設定され 得るように、 通常、 1. 5 mm以上の肉厚にて形成される こととなる。
[0038] また、 上記ゴム弾性体 1 4 には、 内筒金具 1 0を挟 んで、 該内筒金具 1 0の金属スリーブ 1 2に対する偏 心方向両側に位置する部位において、 金属スリーブ 1 2を貫通して外周面上に開口する第一のボケッ ト部 2 4および第二のボケッ ト都 2 6が、 それぞれ形成され ている。 要するに、 金属ス リーブ 1 2には、 ゴム弾性 体 1 4に設けられた第一及び第二のボケツ ト部 2 4、 2 6の開口部位において、 それぞれ窓部 2 8が設けら れており、 これらの窓部 2 8、 2 8を通じて、 第一及 び第二のポ^ッ ト都 2 4、 2 6が、 それぞれ外部に開 口せしめられているのである。
[0039] なお、 かかる第一のボケッ ト部 2 4の周壁部を構成 するゴム弾性体 1 4の内部には、 環状の規制金具 3 0 が埋設配笸されており、 かかる周壁部における座屈等 の不規則な変形が規制され得るようになつている。 ま た一方、 第二のボケッ ト部 2 6の底壁部を構成するゴ ム弾性体 1 4には、 軸方向に貫通する複数個 (本実施 例では 3偭) の空所 3 2が設けられていることによつ て、 ゴム弾性体 1 4のばね特性が調節されている。
[0040] 更にまた、 上記第一 ¾び第二のポケッ ト部 2 4、 2
[0041] 6内には、 前記内筒金具 1 0に固着されたス ト ツバ金 具 1 8が、 内筒金具 1 0倒からそれら第一及び第二の ポケッ ト部 2 4、 2 6に向かって突出するようにして 配置せしめられており、 更にその両倒突岀端面上に、 5 それぞれゴム弾性体 1 4が所定厚さで固着されている ことにより、 各ポケッ ト部 2 4、 2 6の底部から前記 振動入力方向に向かってそれぞれ所定高さで突出する ス ト ッパ部 3 4、 3 6が形成されている。
[0042] 一方、 前記金厲スリーブ 1 2の外周面上に設けられ 0 たシールゴム 2 2には、 第 6図に 示されているよう に、 上記窓部 2 8、 2 8の周方向両側端部闞において、 それらの窓部 2 8、 2 8を互いに繋ぐようにして、 そ れそれ、 外周面上に開口して周方向に延びる凹溝 3 8 が形成されている。 そこにおいて、 これらの凹溝 3 8、 5 3 8は、 それぞれ、 金属スリーブ 1 2の窓部 2 8、 2 8 の周方向端部間を蛇行した流路形態をもって形成さ れており、 それによつて、 本実施例では、 それら両窓 部 2 8、 2 8の周方向端部閎を赂 1. 5往復するような 形態を有し、 全体として、 それら両窓部 2 8、 2 8の 周方向靖都 1の直線距離に比較して、 賂 2· 5倍程度の 流路長さが設定せしめられている,
[0043] そして、 このような構造とされた一体加硫成形品 2 0に対して、 第 1図乃至第 3図に示されているように、 外筒金具 1 6が外嵌されている。 この外筒金具 1 6 は、 金属スリーブ 1 2より も所定寸法大きな内径を有する 厚肉円筒形状にて形成されていると共に、 その外周面 上には、 複数の取付孔 4 0を備えたブラケッ ト 4 2を —体的に有しており、 該ブラケッ ト 4 2を介して、 か かる外筒金具 1 6が、 エンジンュニッ ト側若しく は車 体側に取り付けられるようになつている。
[0044] また、 上述の如き一体加硫成形品 2 0に対して外筒 金具 1 6が外嵌固定されることによって、 第一のボケ ッ ト部 2 4および第二のボケッ ト部 2 6の開口が、 そ れぞれ閉塞せしめられ、 以てそれらの内部に、 第一の 流体室 4 および第二の流体室 4 6が形成されている のであり、 更にまた、 かかる第一のボケッ ト部 2 4 と 第二のボケッ ト部 2 6 との間に跨って形成された凹溝 3 8、 3 8の開口が、 それぞれ閉塞せしめられること により、 それら第一の流体室 4 と第二の流体室 4 6 とを相互に連通するオリ フィ ス通路 4 8、 4 8が形成 されているのである e
[0045] さらに、 これら第一及び第二の流体室 4 4、 4 6内 には、 それぞれ、 水やアルキレングリ コール、 ボリァ ルキ レングリコール、 シリ コーン油等の所定の非圧縮 性流体が充填され、 封入せしめられている。 なお、 か かる流体の封入は、 例えば、 一体加硫成形品 2 0に対 する外筒金具 1 6の外嵌操作を、 所定の流体中にて行 なうこと等によって、 為されることとなる。 また、 上 記第一及び第二の流体室 4 4、 4 6およびオリ フ ィ ス 通路 4 8、 4 8にあっては、 金厲スリーブ 1 2 と外筒 金具 1 6 との間で、 シールゴム 2 2が挟圧されること によって、 充分な流体密性が確保され得るようになつ ている。
[0046] すなわち、 このような構造とされたエンジンマウン トにあっては、 内筒金具 1 0 と外筒金具 1 6 との間に 振動が入力された際、 ゴム弾性体 1 4が弹性変形せし められることにより、 第一の流体室 4 4と第二の流体 室 4 6 との簡に相対的な内圧変動が惹起されるのであ り、 また、 かかる内圧変動に基づいて、 それら第一の 0 流体室 4 と第二の流体室 4 6 との闥で、 オリ フ ィ ス 通路 4 8、 4 8を通じての流体の流動が生ぜしめられ ることとなる。 そして、 良く知られているように、 か かるオリフ ィ ス通路 4 8、 4 8がチューニングされた 所定の周波数域の振動入力時において、 該オリ フ ィ ス 5 通路 4 8、 4 8内を流動せしめられる流体にて共振作 用が発揮せしめられ、 それによ て所定の防振効果が 発揮され得ることとなるのである。
[0047] ところで、 自動車用エンジンマウン トにおいては、 通常、 かかるォリ フィ ス通路 4 8内を流動せしめられ る流体の共振作用によって、 エンジンシヱイ クやバウ ンス等に相当する 1 0 Hz前後の低周波数域の振動入力 時に高缄衰効果が発揮され得るように、 該オリ フ ィ ス 通路 4 8の流通断面積 ( a ) と流路長さ ( £ ) との比 : ( aノ£ ) が、 チューニングせしめられることとな るが、 本実施例におけるエンジンマウン トにあっては、 該オリ フィ ス通路 4 8が蛇行して形成されており、 そ の流路長さ ( £ ) を充分に大き く設定することができ ることから、 かかるチューニングに際して、 その流路 断面積 ( a ) が有利に確保され得るのであり、 それ故、 かかるォリ フィ ス通路 4 8内を流動せしめられる流体 の共振作用による減衰効果が、 効果的に発揮され得る こととなるのである。
[0048] また、 かかるォリ フィス通路 4 8にあっては、 金厲 スリーブ 1 2の外周面上に形成されて外筒金具 1 6 と の間をシールするシールゴム 2 2にて形成されており、 その形成に際して特別な部材の增加を伴うものではな いことから、 目的とするエンジンマウン トが、 良好な 製作性と安価なコス トとをもって提供され得るのであ る《
[0049] なお、 ォ, フイ ス通路 4 8が、 シールゴム 2 2にて 形成されていることから、 該シールゴム 2 2の変形に 起因するオリフィス通路 4 8の流路断面の変形が懸念 されるが、 かかるオリ フィス通路 4 8、 4 8にあって は、 シールゴム 2 2において、 振動入力方向に対して 直角な方向に対向して位 Sする、 圧縮変形が殆ど生ぜ しめられることのない部位にそれぞれ形成されている ことから、 振動入力に際しての流路断面積の変化およ びそれに起因する防振特性の変化が、 問題となるよう なこともない。
[0050] さらに、 本実施例におけるエンジンマウ ン トにあつ ては、 ί¾外筒金具 1 0、 1 6の振動入力方向における 栩対的変位量が、 ス ト ツバ部 3 4、 3 6の外筒金具 1 6内面に対する当接によって規制され得るようになつ ていることから、 過大な振動荷重入力時におけるゴム 弾性体 1 4の変形量の規制およびェンジンュニッ トの 車体に対する変位量の規制が有効に為され得ることと なる β
[0051] 次に、 第 7図及び第 8図には、 本発明の別の実施例 としてのエンジンマウン トが示されている。 なお、 本 実施例においては、 前記実施例と同様な構造とされた 部材に対して、 それぞれ、 前記実施例と同一の符合を 付することにより、 その詳細な説明は省略することと する。
[0052] すなわち、 本実施例にあっては、 賂矩形プロ ック状 の外形形状を呈するエンジンマウン トに対して、 本発 明を適用したものである。
[0053] 具体的には、 本実施例におけるェンジンマウ ン トに あっては、 金属スリーブ 5 0 として、 四角筒体形状を 呈するものが用いられており、 その振動入力方向に対 向する雨辺部分には、 それぞれ、 ゴム弾性体 1 4に形 成された第一及び第二のポケッ ト部 2 4、 2 6が開口 せしめられる窓部 2 8が形成されている一方、 振動入 力方向に対して直角な方向に対向する両辺部の外周面 上には、 それぞれ、 第 9図にも示されている如く、 シ —ルゴム 2 2 によって、 それら窓部 2 8、 2 8 の周方 向両倒端部間に跨って、 蛇行して延びる凹溝 3 8が形 成されている β そして、 該金属スリーブ 5 0に対して、 四角筒体形状を呈する外筒金具 5 2が外嵌されること により、 前記第一の実施例と同様、 第一及び第二のボ ケッ ト部 2 4、 2 6にて、 第一及び第二の流体室 4 4、 4 6が、 また凹溝 3 8、 3 8にて、 それらの流体室 4 4、 4 6を相互に連通するオリ フ ィ ス通路 4 8、 4 8 が、 それぞれ形成されているのである。
[0054] 従って、 このような構造とされた本実施例における エンジンマウン トにあっても、 特別な部材の増加を伴 う ことなく、 長い流路長さを有するオリ フィ ス通路が 有利に形成され得るのであり、 それによつて、 前記第 一の実施例と同様、 低周波数域の入力振動に対して、 流体の共振作用に基づく高減衰効果が極めて有効に発 揮され得るエンジンマウン トが、 安価に且つ良好なる 製作性をもって提供され得ることとなるのである。 また、 特に、 本実施例におけるエンジンマウ ン トに あっては、 第 9図に示されているように、 オリフ ィ ス 通路 4 8を構成する凹溝 3 8における曲線部位の流路 幅方向中央部分において、 それぞれ、 流路長手方向に 平行に延びる案内板 5 4が突出形成されており、 かか る案内扳 5 4によって、 オリフィ ス通路 4 8の曲線部 分が、 幅方向に珞 2分せしめられている。 なお、 かか る案内板 5 は、 シールゴム 2 2が、 凹溝 3 8の底面 上に形成されたゴム渡し 5 6を通じて凹溝 3 8の中央 部に ¾かれることにより、 該シールゴム 2 2によって 一体的に形成されている。
[0055] そして、 かかる案内板 5 4によって、 各オリ フィス 通路 4 8の曲線部分における流路幅 ( t ) と曲率半径 ( R ) との比 : ( t / R ) が小さ く されて流路抵抗が 滅少され得ることとなる結果、 該オリフィス通路 4 8 内を流動せしめられる流体の共振効果が、 より一層有 利に発揮され得ることとなるのである
[0056] 以上、 本発明の実施例について詳述してきたが、 こ れらは文字通りの例示であって、 本発明はかかる具体 例にのみ限定して解轵されるものではない。
[0057] 例えば、 前記実施例におけるエンジンマウン トにあ つては、 何れも、 振動入力時においてそれぞれ内圧変 動が生ぜしめられる二つの流体室 4 4、 4 6を備えて いたが、 特開蹈 6 2— 2 2 4 7 4 6号公報等に示され ているように、 一方の流体室を、 内圧変化が面避され る容積可変の平衡室として形成することも可能である また、 そのような平衡室を二つ以上形成すると共に、 それぞれの平衡室を受圧室に対して連通するォリ フィ ス通路を形成することも可能であって、 それら流体室 やオリ フィ ス通路の数は、 マウ ン ト装置に要求される 防振特性等に応じて適宜変更されるものであり、 限定 されるものではない。
[0058] 更にまた、 それらの流体室を連通するオリ フ ィ ス通 路にあっても、 その铊行形態は、 前記実施例のものに 限定されるものではなく、 要求される防振特性等に応 じて、 適宜変更されるものである。
[0059] さらに、 シールゴム 2 2をゴム弾性体 1 4 とは别体 にて形成することにより、 要求されるシール性能と防 振特性とを満足せしめるように、 それら両部材に対し て、 互いに異なるゴム材料および特性を、 それぞれ設 定するようにすることも可能である。
[0060] その他、 一々列挙はしないが、 本発明は当業者の知 識に基づいて種々なる変更、 修正、 改良等を加えた態 様において実施され得るものであり、 またそのような 実施態様が、 本発明の趣旨を逸脱しない限り、 何れも 本発明の範囲内に舍まれるものであることは、 言うま でもないところである。
[0061] 産業上の利用可能性
[0062] 上述の説明から明らかなように、 本発明は、 自動車 やその他の車両におけるエンジンマウン ト等をはじめ とする、 各種德械設備などにおける防振支持装置に対 して有効に適用され得ることとなり、 それによつて優 れた防振性能を発揮し得る筒型マウン ト装置が、 簡略 な構造と優れた製作性とをもって、 有利に提供され得 るのである。
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . 内筒金具と、
該内筒金具の外側に同心的に若しく は偏心して配さ れた、 複数個の窓部を有する中蔺スリーブと、
該中簡スリーブの外周面に外揷されて装着せしめら れた外筒金具と、
前記内筒金具と前記中閬スリーブとの間に介装され て、 それらを一体的に連結する、 該内筒金具を挟んで 対向する柽方向両側に、 それぞれ前記中間スリーブに 設けられた窓部を通じて外周面に開口するボケッ ト部 を備えたゴム弾性体と、
前記中簡スリーブの外周面上に所定厚さで一体的に 設けられた、 該中簡スリーブの前記窓部闞に.亘つて蛇 行して延びる凹溝を有し、 外周面において前記外筒金 具の内面に対して圧着せしめられるシールゴムと、 前記ゴム弾性体のボケッ ト部が、 その開口する前記 中間スリーブの窓部において、 前記外筒金具にて流体 密に閉塞されることによって形成された、 前記内外筒 金具間への振動入力時に相対的な内圧変動が生ぜしめ られる、 所定の非圧縮性流体が封入されてなる複数の 流体室と、
前記シールゴムにおける凹溝の開口が、 前記外筒金 具にて流体密に閉塞されることによって形成された、 前記複数の流体室を互いに連通し、 それらの流体室間 における封入流体の流動を許容するォリ フィ ス通路と を、
有することを特徴とする流体封入式筒型マウン ト装置。
2 . 前記シールゴムが、 前記ゴム弹性体が前記中闞ス リーブの外周面にまで面されることによって、 該ゴム 弾性体と一体的に形成されている請求の範囲第 1項記 載の流体封入式筒型マウン ト装 S。
3 . 前記シールゴムが、 前記ゴム弾性体とは別体にて 形成されている請求の範囲第 1項記載の流体封入式筒 型マウン ト装置。
4 . 前記シールゴムが、 1. 5識以上の肉厚をもって形 成されている請求の範西第 1項記載の流体封入式筒型 マウン ト装箧。
5 . 前記シールゴムに設けられた凹溝が、 前記中間ス "ーブの前記窓部簡を周方向に赂 1. 5往復する蛇行形 態をもって形成されている請求の範囲第 1項記載の流 体封入式筒型マウン ト装置。
6 . 前.記シールゴムに設けられた凹構内において、 そ の曲線部位の底面から突出し、 該凹溝の輻方向中間部 分を流路長手方向に延びる案内板が形成されている請 求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン ト装置。
Ί . 前 数の 体至が、 前 K P3筒金具を挟んで径カ 向両倒に位置する一対の流体室にて構成されていると 共に、 それら各流体室の雨側周方向簡に跨って、 前記 オリ フィス通路が、 それぞれ形成されている請求の範 囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン ト装置。
8 . 前記複数の淀体室が、 前記内筒金具を挟んで柽方 向両倒に位置し、 前記内外筒金具間に入力される振動 が及ぼされることにより、 互いに正負が逆となる内圧 変動が惹起される一対の受圧室にて锥成されている請 求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン ト装置。
9 . 前記複数の流体室が、 前記内筒金具を挟んで柽方 向両側に位置する、 前記内外筒金具間に入力される振 動が及ぼされて内圧変動が惹起される受圧室と、 壁部 の少なく とも一部が可撓性膜にて形成せしめられて内 圧変動が吸収される平衡室とによって構成されている 請求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン ト装置。
10. 前記複数の流体室が、 前記内筒金具を挟んで径方 向両側に位置する、 前記内外筒金具簡に入力される振 動が及ぼされて内圧変動が惹起される一つの受圧室と、 壁部の少なく とも一部が可撓性膜にて形成せしめられ て内圧変動が吸収される二つ以上の平衡室とによつて 構成されると共に、 それら平衡室と受圧室との間に跨 つて、 それぞれ、 前記オリ フ ィ ス通路が形成されてい る請求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン ト装 置。
11. 前記複数の流体室のうち、 前記内外筒金具間に入 力される振動が及ぼされて内圧変動が惹起せしめられ るように構成された流体室の周壁都を構成する前記ゴ ム弾性体内に、 該流体室を面むようにして、 環状の拘 束都材が埋設、 配置せしめられている請求の範囲第 1 項記載の流体封入式筒型マウン ト装置。 .
12. 前記ゴム弾性体における前記淀体室が形成されて いない部分において、 軸方向に貫通する空所が形成さ れている請求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウ ント装置。
13. 前記内筒金具倒に、 前記流体室が対商位置する径 方向外方に向かって突出し、 その突出端面において、 前記外筒金具に対して所定鉅難を隔てて対向せしめら れるス ト ツバ部が形成されている請求の範囲第 1項記 載の流体封入式筒型マウン ト装置。
14. 前記ス ト ツバ部が、 略.矩形筒体彤状を呈し、 前記 內筒金具に ¾して外禅されて取り忖けられるス ト バ 金具によって構成されている請求の範囲第 1 3項記載 の.流体封入式筒型マゥン ト装置。
5 15. 前記外筒金具が、 防振違結されるべき一方の部材 に対して取り付けられる取付部を一体的に有するブラ ケッ トとして構成されている請求の範囲第 1項記載の 流体封入式筒型マウ ン ト装置
16. 前記中間スリーブおよび前記^筒金具が、 それぞ 0 れ、 円筒形状にて形成され、 互いに同输的に配されて いる請求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン ト 装置。
17. 前記中藺スリーブおよび前記外筒金具が、 それぞ れ、 矩形筒形找にて形成され、 互いに同軸的に配され 5 ている請求の範囲第 1項記載の流体封入式筒型マウン S 2
0 Z
9 I
0 I
9
9 Z
OOZlO/68df/13d SS刚 /06 O
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日
DE3991427T0||
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法律状态:
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1996-01-11| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3991427 Country of ref document: DE Date of ref document: 19960111 |
1996-01-11| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 3991427 Country of ref document: DE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP15638888U|JPH0276240U|1988-11-30|1988-11-30||
JP63/156388U||1988-11-30||DE19893991427| DE3991427T1|1988-11-30|1989-11-29|Zylindrisches, elastisches Auflager mit einer Fluidfüllung|
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